薬剤師資格の申請書はどこで手に入る?申請の流れも解説

薬剤師資格

薬剤師になるには「薬剤師国家試験」に合格する必要があり、合格後に申請手続きすることで、薬剤師の業務に携わることができます。

申請時には「薬剤師免許申請書」を提出しなければいけませんが、この申請書はどこで入手できるのでしょうか。

本記事では、申請書の入手法や他の準備物、申請の流れについて紹介します。

薬剤師免許申請書の入手法と他の準備物について

薬剤師免許申請書は厚生労働省のサイトよりダウンロードできるため、A4サイズに印刷して利用しましょう。

この申請書および下記で紹介する診断書は、大学で配布されていることもあるため、そちらを使用するでも問題ありません。

申請書は、黒のボールペンを使用し楷書で正確に記載すること、氏名は戸籍に記載されている文字を使用してください。

もし、日本国籍を持たない場合は、本籍地欄に国名を、生年月日欄は西暦で記入しましょう。

その他、共通して必要な書類は、診断書と戸籍抄(謄)本・住民票の写し・住民票記載事項証明書のいずれかが挙げられます。

診断書も厚生労働省のサイトより診断書のテンプレートをダウンロードできるため、印刷して医師へ作成を依頼しましょう。

また、申請先の都道府県によって指定がある・登録済証明書を希望する・過去に罰金以上の刑に処せられたことがあるといった場合は、別途該当する書類を用意し、提出しなければいけません。

書類以外では、窓口申請時に「合格証書原本」の提示が求められること、登録免許税を納める必要がある点も理解しておきましょう。

登録免許税の納付方法は、収入印紙を購入するか、税務署などに現金で納付する方法の2種類から選べます。

薬剤師免許の申請の流れ

薬剤師国家試験に合格したあとは、以下の手順で免許の申請をおこないます。

  • 合格証書を受け取る
  • 必要書類や印紙を準備する
  • 窓口にて薬剤師免許を申請する
  • 厚生労働省の審査を待つ
  • 免許証を受け取る

なお、厚生労働省の審査に通ることで薬剤師名簿に登録され、免許証が発送されますが、この手続きには数ヶ月ほどかかります。

もし審査期間中に住所変更があった場合は速やかに申請先に連絡してください。

また、免許証を受け取った際は、記載内容に誤りがないかも確認しておくとよいでしょう。

まとめ

薬剤師として業務に携わるには、薬剤師免許の申請が必須となります。

書類によっては用意に時間がかかるものもあるため、余裕を持って準備することが大切です。

また、申請してもすぐに免許が交付されるわけではないため、この点にも注意しておきましょう。